委託加工契約の条項

外国企業に委託加工を依頼する時、材料設備の輸送設置、代金支払いなど様々な件について事前に確認し、契約書を交わします。その中で最も大切なことが、製品の品質に関する取り決めです。以下の点に注意し契約書を確認して下さい。手抜きをすると後で大変!ひとつの問題が大きくなれば、利益など吹っ飛んでしまいます。
 

point 契約時に品質基準を明確に

そのためには、検査基準、方法も合わせて明確に規定します。当然ですが主観は一切なしです。「きれいにする」ではなく、「何を」「どうやって」「どのように」「洗浄する」など、具体的に明確に取り決める必要があります。そのためにも数値基準が大切になります。図面や写真、限度サンプルの取り交わしが必須です。
 

point 出荷検査体制を確立する

事前に調査員を派遣するのは当然としても、一度合格しても定期的に、抜き打ちでチェックを行うことが大切です。品質維持体制は次第に劣化するものです。勝手に材料を変えている、サンプルと違う仕様になっている、そんなことは当然起こるのです。
 

point 品質は日本の生命線!再認識を

製品の供給保証を契約書に盛り込めるか「この生産やめます。儲からないので。」というような事態をなるべく防ぐための文言です。リスクマネージメントの一環として、災害、倒産なども含め、しっかりと対応を検討しておきましょう。「他社(者)」に、会社にとって生命と同じ製品の製造を依存するのです。
 

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